私は仕事柄、カフェなど外で作業することが多いのですが、かかっている音楽や周りの話し声が気になって仕方がありませんでした。そんなときには、イヤホンを使うか耳栓を使っていました。
しかし遮音性・防音性の比較的高いカナル型イヤホンで音楽を聞いても、話し声が聞こえたりカフェのBGMと混ざってしまい、余計に集中力がなくなってしまいます。耳栓では高校生なんかがはしゃいでいたりすると役に立ちません。まさに一長一短でした。
なので、イヤホンと耳栓の両方のメリットを持ち、デメリットをなくしたものはないかと探した結果、たどりついたのが「ノイズキャンセリングイヤホン」です。
ノイズキャンセリングイヤホンは、外部の音をマイクで拾いながら、逆位相の音を出すことで外部の騒音を打ち消すことができます。
なので騒音の大きい場所でも小さな音量で音楽が楽しめたり、周りの音を気にせず目の前のことに集中できます。
ノイズキャンセリングイヤホンがおすすめなシチュエーション
飛行機や電車、バスの車内で寝たいとき
友人は飛行機の機内で寝たいときにノイズキャンセリングイヤホンを使っています。
またアマゾンのレビューを見ていると電車のガタンゴトンという音はノイズキャンセリングイヤホンでほとんど消せるみたいですね。
聴覚過敏の人や隣の部屋の騒音が気になる人
音が気になる人というのは結構たくさんいます。なにを隠そう私もそうです。ちょっとでも音がすると、そちらのほうに注意が逸れてしまうのです。
また、壁が薄いと隣人の騒音が気になってストレスがたまります。騒音トラブルで事件に発展することも多く、真剣に悩んでいる人も多いですよね。
勉強や仕事に集中したいとき
わたしの主目的はこれです。集中力は仕事の効率に直結するので大変重要です。
変わったところではパチンコ屋に行くひとがノイズキャンセリングイヤホンを使っているそうです。たしかにパチンコ屋の騒音は凄まじいですからね・・・。
候補に上がった人気ノイズキャンセリングイヤホン比較一覧
ノイズキャンセリングイヤホンというのは高度な技術で、実際に耳栓代わりに使える効果があるイヤホンとなると実質BOSEとSONYの2択です。
その中でも人気の高いノイズキャンセリングイヤホンを紹介します。
自分の調べた中では、このリストの中のノイズキャンセリングイヤホンを選べば少なくとも失敗はしないと思います。
Bose QuietComfort20
BoseのQuietComfortはノイズキャンセリングイヤホンを普及させた名機です。それなりに高いですが愛用者も多く、ノイズキャンセリングイヤホンといえばこれを思い浮かべる人も多いはず。
Bluetooth接続ではなくイヤホンジャックに接続する有線タイプで、iPhoneなどのApple製品用モデルとAndroidその他用のモデルが別れています。
Bose QuietControl 30 wireless headphones
Boseのネックバンドタイプの無線Bluetoothノイズキャンセリングイヤホンです。
左右のイヤホンに合計6個のマイクを使った高度なノイズキャンセリング機能で、ノイズキャンセルのレベルを自在にコントロール可能。バッテリー駆動時間は約10時間と充分です。
無線のノイズキャンセリングイヤホンで値段を気にしないならこれがオススメです。
SONY WF-SP700N BM
紹介した時点ではWF-1000X BMでしたが、新型のWF-SP700N BMが出ました。
Sonyのノイズキャンセリングイヤホンの新製品、左右分離型(独立型)でAppleのAirpodsを思わせる最新型です。
ノイズキャンセルしながら人の声だけを取り込むアンビエントサウンドモードを搭載、電車内のアナウンスなどを聞きたい人に便利です。
2回分の充電可能な専用ケースが付属し、取り出すと自動接続します。しかし連続再生時間が短く、バッテリー駆動時間3時間なのと値段が高いのが難点です。
SONY MDR-EX31BN ←今回買ったイヤホン
今回買ったノイズキャンセリングイヤホンです。決め手はなんと言っても安い(安価である)ということ、そしてノイズキャンセリング性能が高いということです。
バッテリー駆動時間も ノイキャンONで8時間/OFFで9.5時間 と充分です。
音質は音の分離感はあまりないですが、その分まとまった疲れにくい音です。自分は作業用イヤホンで買ったのでここはむしろプラスでした。
SONY MDR-NWBT20N
上のMDR-EX31BNとの大きな違いは、高音質規格とハンズフリー通話に非対応なこと。
この辺りに納得ができるのであれば使えるノイズキャンセリングイヤホンで一番安いでしょう。
SONY MDR-EX31BNの特徴
ここからは、上記の中から最終的に購入したMDR-EX31BNのレビュー(体験談)とその特徴をかいつまんでお届けします。
98%の騒音カットとノイズキャンセリング機能が高い
AI(自動)機能搭載で、オフィスの騒音や電車の騒音など3種類の中から周りの騒音の種類に合わせたノイズキャンセルを自動的に選択します。
始めてファミレスでノイズキャンセル機能をONにした瞬間、周囲の雑音がスッと消えたのには感動しました。
1万円以下とコスパ最強
外部集音マイクを搭載した、耳栓代わりに使えるノイズキャンセリングイヤホンといえばBoseの3万円くらいのイヤホンと相場の決まっていた中、1万円以下で買える選択肢はありがたかったです。もう少しお金を貯めてから・・・と考えていたのですが、1万円以下で実用的なこのイヤホンを見つけたその日には購入していました。
すごく役立っているので少しでも早く購入でき、その意味でも良かったです。
Bluetooth無線接続で高音質規格に対応
高音質規格のAAC対応は、iPhoneを使っているのでありがたいです。Androidで採用されているaptX規格にも対応しています。
スマホとPCなど複数台接続できるマルチペアリング・マルチポイントに対応しているのでWindowsPCとiPhoneに接続しています。
(私はiPhoneなので未確認ですが)NFC対応のAndroidならワンタッチ接続でより簡単に接続できます。
高機能な通話機能付き
会話用のマイクが付いているのでハンズフリー通話ができます。
ノイズキャンセリングのお陰で相手の声がクリアに聞こえ、こちらの騒音が相手に聞こえにくいです。
MDR-EX31BNのまとめ
初めてのノイズキャンセリングイヤホンであるSONY MDR-EX31BNですが、購入し数週間使ってみて早くもカフェで作業に集中するのに欠かせない存在になっています。
ノイズキャンセルの性能、音質、そして操作感と過不足なく満足しています。安価で実用的なノイズキャンセルイヤホンが欲しいという方には間違いのない選択肢です。